(牛道のゴロゴロ石帯)
GW後半
3日には船長と師匠とで寒水に行く。
えー、なんでか知らんけど、この時期の釣り人は、庄川上流へ行きたがる。あそこはね、本当は連休後が良いのですよ。この時期の庄川は、まだ山菜もほとんどないけど、もう少ししたら山菜がドバッと生えるし、5月後半のタケノコは美味しいし、6月になると、釣り人の姿もパッタリと消える。庄川は、それからで良いです。
なので我々は、釣り人の少ない郡上でのんびりと釣るのです。
いつものように9時半に掛軸店に集合して、牛道川を遡る。ここも釣り人皆無です。さらに大洞峠を越えて寒水川に着く。ルアーマン一人見かけたけど、お気に入りポイントは無人。
ルアー船長は下流に入って、エサ師匠は真中に入って、フライ私は上流にと分散。まあ、釣り方が違うといろいろ気〜使うから、まあ、そういう釣り方もありかと・・。
で、私は最初のポイントで合わせそこねて、その後2回合わせそこねて、う〜ん、みんな20p以上のアマゴだったんだが・・・。その後全く出なくなって・・・・、集合時間の30分前には挫けて山菜探したけど、堅く小さなコシアブラ3個のみ。
12時半集合。船長ボーズ。師匠は2匹。

そして昼食。
まずケーちゃん。途中の牛道で採ったコゴミのお浸し。メインのてんぷらには、さっき師匠が釣った2匹に昇天して頂いて、それから船長の畑でとれたウドと、途中の道の駅で250円で買ったタラ芽と(軟弱だ!)、どういう訳か玉ねぎまでてんぷらにして、最後にうどん食った。
美味しゅうございました。
その後上流に移動して、師匠数匹、私3匹、船長は終日ボウズとなりました。

4日は休漁して5日は一人牛道川。あの真っ黒な牛道イワナが釣りたい。
林道を進むと2台ばかりの釣り人らしき車があったものの、私のお気に入りポイントは無人。杣道を少しばかり進んで谷へ下りる。やや渇水か。青天の中ビールを飲みながら目の前の淵を見ると、イワナがライズ。いつもの光景。でもあそこのイワナを釣ったことはない。今日もやっぱり釣れなんだけど、次のポイントで20p位のアマゴ。それからポツポツとではあるけれど、数匹。租相も数匹。全部20p位のアマゴ。
結局、牛道イワナは釣れなんだ。
それから寒水に行って、ビール飲んで読書してカップ焼きそば食って、渇水となった谷へ下りる。
ドライフライへの出はすこぶる悪く、なんとか1匹のイワナ釣って、それからウェットにしたらなんとか出るようになったけれども、久々のウェットは合わせがいまいちで、やっとこ2匹をキャッチした。
この日の午後は、冷たい風が吹き出して、ウインドブレーカーはおってても、ちょっと寒かったです。

6日もやはり一人で、何年ぶりかの阿多岐へ行く。いつもならぜったい先行者のいるところですが、GWなので?入れました。何度も言いますが、連休中の郡上は、釣り人は少ないのですよ。
で、車停めて釣り準備してたら1台の軽トラが止まって、テンカラN師が出てきた。
この方、この正月に雪道で滑って転んで(多分、飲み屋の帰りだと思うが)足首骨折して、でも本人は捻挫だと思いこんでてスキー場のバイトは休まず働いて、2月になったら川へも行って、でも、どうにも足首が痛いらしくて病院いったら骨折を宣言されてギブスはめられて、私ん所に来て見せてくれた。まあ、そんなもんは見たくもない。
で、ギプスとれたとたんに川行って、魚一杯釣って私ん所に見せに来て、足首が痛い痛いとのたまう。まあ、そんな人物です。ついでに言うと、70歳過ぎてます。
彼はやっぱり川が気になってしかたないらしい。2人して堰堤の上から水面を眺めて「お〜、アマゴがおる〜」と言いあって別れました。
この日も晴天で、水位は平水くらいか。10時くらいから釣り始めて、最初は芳しくなかったけれどそのうちポツポツ出だして、租相も多々ありながらも数匹釣った。昨日に引き続き20p位のアマゴばかり。
本当は一の滝まで行くつもりだったけれど、空腹に耐えきれず1時には出渓する。
それからイワナが釣りたいので牛道へ行って昼食。でも風が出て来て曇りがちになって来てちょっと寒くなってきた。昨日と同じパターン。読書も省いて谷に降り立ったけれども、ドライにはほとんど反応せず、ウェットで1匹釣ったのみ。


はっ〜、疲れた〜〜。

(大洞谷を釣る)
5月18日 田茂谷
先週は局長さんと、大洞谷へ行って来ました。最初にパタパタと2匹のアマゴが釣れて、「こりゃあ爆釣か〜」と思ったのは一瞬で、その後はさっぱりでした。
この谷、おおよそ浅くてフラットで、年寄りには歩きやすい。春先のニンフ釣りには最適かと思います。ただ、周りは杉林ばかりなので、花粉症の方にはお勧めできない。
なにはともあれ、お昼にご馳走になった皿うどんは、最高に美味しかったです。

さて本日は、今季初の九頭竜水系・田茂谷です。
めだかで年券買って、10時に田茂谷のいつもの所へ到着。水位は平水位でとこどこに残雪もある。白鳥近辺の谷は渇水ぎみだから、やはりここいらは、まだ冬のなごりが残ってますね。
谷へ下りて1投目、まさか出るとは思わんかったのに出た。でも租相。フィーディングレーンを少し外れてる。「こりゃあ爆釣か〜」と思ったのは一瞬で・・・・。
その後は時たま出るけれども、淵の底から突進して咥えられなかったことが多く、瀬では全く反応が無い。この日はあんまり水面に興味が無いみたい。2時間釣るもボウズに終わる。
それから国道下の上流部へ入ろうかと思ったものの先行者の車があったので、そのままトンネルくぐって牛道まで行って、おにぎりほうばってビール頂いて読書して、再び釣り始めるも、反応は薄い。でも1時間ばかりで2匹も釣ったから、田茂谷よりは良いです。で、3時を過ぎたあたりからポコポコ出るようになって、調子こいて例のフライを試したら、全然反応しなんだ。で、仕方なくドライフライにしたけど、やっぱり釣れなんだ。
きっと、あの区間だけ、もしかしたらあの時間帯だけ、釣れたのかも知れんです。

(渇水の庄川上流)
5月26日 庄川
今日は師匠と、恒例の庄川タケノコ釣行です。例年この時期にここへ行くとヒメタケがウヨウヨ生えてるのです。
さて10時頃に掛軸店を出発して、30分ちょっとで現地に到着。え〜私、ここは今季初めて。で、そのあたりの景色・・・。林が伐採されてます。まあ今までにも立派な林道が建設中でして、その延長となるのは明らかだったのですが、改めていつも釣る区間がこうなってしまうと、ちょっとガッカリしてしまう。今日は日曜日なので林道は通れたけど、平日だったら通行止めかも知れんです。
でも気を取り直して釣り準備して、まずはビールで乾杯〜〜。師匠と、アベノミクスについて語る。
「私はいつもブックオフで平均単価150円の本を買っとったけど、こないだは500円超平均で買ったぞ」「お〜〜、いつもの3倍の物を買ったのか〜。アベノミクス、スゲーなー」って、本屋で買えよと言われそう・・・。

そして11時過ぎに釣り開始。師匠はタケノコ採りです。で、私は2匹をバラして釣り進むも100メートル位の先のカーブの所に先行者の車を見つけて意気消沈。川から上がってタケノコ採って、車に戻って皮むき。
師匠はたらふくタケノコ採って、それから川へ下りたらしく、私が皮をむき終わった頃に帰って来た。小振りなアマゴ1匹。

そして少し上流に行って昼食。
まずはビールで乾杯して、いつものようにケーちゃん焼いてたら、師匠はおもむろにハムエッグを作りだした。う〜ん、なぜハムエッグなんだ??
それからさっき皮むきしたタケノコをゆでる。えっと、このタケノコですが、ゆで時間が短いと、後でお腹がピーピーしたり、後で口の中がイガイガしたりします。去年の反省を踏まえて、今回は20分以上はゆでました。出汁の素をかけて鰹節ちらして出来上がり。ピーピーもイガイガもなく、美味しく頂きました。
最後に素麺食って、美味しい昼食は終了。

後半の釣り。いつもはミミズの師匠ですが、今回はテンカラです。
師匠がテンカラをするのは年に1回あるかないか位なので、まさか私が負ける訳はないと思い、「さあ師匠、釣ったんサイ」とゆとりを持って勧める。で、しばらくしたらアマゴを釣った。う〜ん、やりますなあ〜。で交代してしばらくして、私もアマゴを釣る。ゆとりなのですよ。
また交代して師匠がイワナを釣る。そして私に交代して、バラす・・。
そして師匠に交代してイワナを釣る。私に交代してバラす・・。バラす・・・・。バラす・・・・・・・・。
師匠は順調に釣る。釣る。。釣る。。。
うん、もう判りました。私はヘタクソです。ゆとりなんかありません。師匠にはひれ伏します。師匠はテンカラ名人です。
その後師匠の半分くらいの釣果でしたが私にも何匹かは釣れて、楽しゅうございました。